トラブル保障
医療レーザー脱毛は、効果が高いとされていますが、レーザー照射後は、毛穴周りのお肌が軽い炎症を起こしているため、その後のケアにより状態が変わってきたり、場合により副作用やトラブルが起こることがあります。せっかくムダ毛が減ったとしても、お肌にトラブルが起きてしまっては患者様にご満足頂くことはできません。
そのため、こすぎ皮ふ科では、ご契約いただく前に、医療レーザー脱毛に伴うリスクについて全てご説明し、ご不明・不安な点を解決してから治療を行います。また、アフターケアまで含めて脱毛治療の過程であると考え、施術後のお肌の状態を診て、必要に応じて薬の処方も行っております。万が一、お肌のトラブルが起きてしまったとしても、医師・看護師と有資格者による迅速で適切な対応ができるため、安心して治療を受けていただけます。
やけどの場合
医療レーザー脱毛は、レーザーが体毛に吸収される際に発生する熱を利用しています。レーザーの照射出力を抑えれば、ヤケドのリスクはゼロになりますが、十分な熱量を加えなければ、脱毛の効果を得ることはできません。周囲の皮膚には影響せず、体毛と毛包のみにダメージを与えるギリギリのラインで照射することが重要です。しかし、お肌や体毛の質には個人差があり、その日の肌の状態などにより、レーザーを照射した部位にやけどを起こすことがあります。このような場合は、軟膏など、適切な薬の処方をさせていただきます。
レーザー術後の色素沈着
カウンセリング時、またレーザー照射をさせていただく際に、日焼けについての注意事項をお伝えしておりますが、夏場などにレーザー照射を行なった部位が日焼けしてしまうと、色素沈着が起きることがあります。その場合には、ビタミンCの内服とハイドロキノン外用クリームとを使用して治療を行わせていただきます。色素沈着は約半年で目立たなくなります。
硬毛化・増毛化
レーザー脱毛、光脱毛に関わらず、レーザー照射の影響で脱毛部位の毛が増えたり、硬い毛が生えてくることがあります。ごくまれに起こる副作用です。しかし、もともと、人間の毛穴の数は、一生を通して変わらないので、毛が増えてしまうと言っても上限はあります。顔、上腕、うなじ、背中などの産毛へレーザーを照射することにより発症するものですが、多くの場合、照射を続けることで脱毛が可能ですのでご安心ください。
毛嚢炎
脱毛後まれに熱変性した毛が外に出てこなくなることがあります。このような場合、毛嚢炎という炎症が起きることがあります。
毛嚢炎の治療については、当院の医師がお肌の状態を見て、軟膏など、適切な薬の処方をさせていただきます。
